[モーリシャス座礁]貨物船の名前はわかしおで運行会社や航路はどうなっている?

こんにちは。

2020年7月にモーリシャス沖で貨物船のWAKASHIO(わかしお)が座礁し、1000トン以上もの重油が流出してしまう事故を起こした船の事件がありましたが、現在も海に流出した油を回収する作業が行われています。

環境破壊につながる懸念があることからもとても心配な事件です。

今回事故を起こした貨物船であるWAKASHIO(わかしお)の運行会社、保有会社や航路について調査していきたいと思います。

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船の名前はWAKASHIO(わかしお)

出典:https://ja.wikipedia.org/

今回座礁した貨物船の名前はわかしお(WAKASHIO)といいます。

このわかしおの詳しい情報について記載していきます。

名前:WAKASHIO(わかしお)

施工:2007年5月

総トン数:101,932 トン

全長:299.95 m

施工主:ユニバーサル造船

わかしおは、2007年に日本の会社であるユニバーサル造船にて施工されました。

貨物船なので、お客さんをのせて運ぶ船とは違います。

主に、ばら積貨物船として航海されている船になります。

ばら積貨物船というのは、梱包されていない穀物、鉱石やセメントなどのばら積み貨物を輸送するために設計された貨物船のことをいいます。

今回座礁してしまった原因は、現在も調査中ということですが、年次検査においては、何も問題はみつかっていなかったそうです。

WAKASHIO(わかしお)の運行会社と保有会社はどこ?

わかしおの運行会社と保有会社についてみていきたいと思います。

わかしおの保有会社は、長鋪(ながしき)汽船が保有しており、日本の海運大手、商船三井(しょうせんみつい)(Mitsui OSK Lines)が運航しています。

商船三井は株式会社商船三井が正式会社名で、本社東京都港区虎ノ門にあります。

事故の原因について商船三井はこのようにコメントされています。

当初の航海計画ではモーリシャス島の南側の10~20マイル沖合を航行すべきところを、「波が高く、しけを避けようとして北にずれていった」

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e0a2d5420e0d2d24824cd102d3ded8308ae7d8cb

商船三井は、社内に安全運航支援センターを設置しており、衛星を利用して24時間365日体制で同社の運航する船舶の運航状況を監視しているとしています。

しかし残念ながら今回座礁して原油が流出するという事故に至っていまい、詳しい原因追究が求められています。

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航路について

出典:http://blog.livedoor.jp/nappi11/archives/5198755.html

今回乗っていた乗船員はフィリピン人、インド人、スリランカ人と3カ国の国籍の船員が乗船していたということです。

今回、わかしおはどのような航路で運航していたのでしょうか。

運行経路についてですが、

●7月4日に中国の港【連雲港】を出港 →シンガポール経由でブラジル【トゥバラン港】に向かう途中

だったと発表されています。

そして、7月25日 モーリシャス島沖南東0.9マイルで座礁しました。

8月12日の段階において、船内に残っていた燃料は全て回収を終えています。
しかし、わかしおの船は現在も身動きが取れない状態にあって、船体が破断する可能性もあって予断が許されない状況が続いているのです。

世間の反応は?

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おわりに

今回は、[モーリシャス座礁]貨物船の名前はわかしおで運行会社や航路はどうなっている?と題して記載いたしました。

現地の住民の皆さんが必至で油を除去する作業をしている様子を見ると涙がでてくる思いですね。日本からは6人が派遣されただけとの報道もありますが、一刻も早く取り除く作業のできるチームをたくさん派遣していただきたいと思いました。

モーリシャスのジャグナット首相は、環境緊急事態宣言を発令されました。
周辺の生態系への影響もあって一刻を争うことなので、もっと支援の手が広まることを願います。

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